市場価格の高い人間になる

理不尽な上司や学校の先生に、無理やり認めてもらう必要はない。市場価値の高い人間になればいい。より大きな共同体で考えればいいのだ。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年7月10日(木)感謝の朝です。ありがとうございます。今日も宜しくお願い到します。+659

共同体感覚を高めることが幸福になる唯一の道である。そう考えると自分の考えを捨てて上司や会社などに迎合することが必要ではないかと誤解をする人がいます。そして「私には理不尽な上司がいます。彼に認めてもらうよう間違ったことをやらなければならないでしょうか?」という質問をよく受けるのです。

私は答えます。「そんな必要はありません。違うと思うことには違うと答えてください」と理不尽な上司や先生に異を唱えるのは決して共同体感覚に反することではないのです。

先に学んだ通り、共同体とは会社や学校だけでなく、広く国や世界を含みます。そして、判断に迷ったときは、より大きな共同体を軸に考えればいいとアドラーは言いました。そして、世の中全体に認められるような自分になることです。よその会社から「引く手あまた」なあなたになればいいのです。もしも、あなたが異を唱えて会社や学校を追われてしまうならば、はじめからそのようなところにいる必要はなかったのです。

ただし、私たちは目的論で考えることを忘れてはなりません。もしかしたら、理不尽に思えるのは、あなたが会社や学校を辞めてしまいたいという「目的」が先にあるからかもしれません。そこに気をつけた上で、冷静に共同体を判断していただきたいと思います。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように(^-^)