勇気づけと勇気くじき

「まだ無理だ」と思っても、やらせてみる。失敗しても「今度はうまくできるはず」と声をかけることが大切なのだ。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年7月19日(土)感謝の朝です。ありがとうございます。今日も宜しくお願い致します。+666

親がジュースをグラスに注いでいるのを見て、子供が自分でやりたかったとしましょう。大抵の親は「まだ無理でしょ、こぼすから私が注いであげる。他のことを手伝って」というのではないでしょうか。それこそが勇気くじきなのです。この言葉により子供は自分が無理であることを植えつけられるでしょう。そして、ジュースを注ぐという新しいチャレンジ、すなわち勇気をくじかれるのです。

ジュースがこぼれてもいいではありませんか。子供が自信を失うほうがはるかに取り返しがつかないことだと思いませんか?

こぼしてもいい。やらせるのです。そして、こぼれたジュースを拭き取るのです。しかし、失敗してしまった子供は失敗に直面し新たな励ましを求めるのでしょう。そんな時はこう言ってやればいい。「もう一度やってご覧。今度はうまくできるよ。」これが勇気づけなのです。

いつも自分が発する言葉が、相手に自信をつけさせるのか自信を失わせるのか、すなわち、勇気づけになるのか、勇気くじきになるのかを常に考えておかなければなりません。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように(^-^)