哲学者アランの幸福論


楽観的であれ。過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなく、今現在の「ここ」だけを見るのだ。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年7月23日(水)感謝の朝です。ありがとうございます。今日も宜しくお願い致します。+669

勇気がある人は皆、悲観的ではなく楽観的です。悲観的な人は「過去」の失敗をうじうじと考え「未来」を心配し続けます。
しかし、勇気がある楽観的な人は「今現在」に集中します。
過ぎてしまった過去をくよくよと考えるのをやめ、「未来」を不安視することなく、「今現在」できることだけに集中するのです。


楽観的とは単なる能天気ではありません。
何の根拠もなく、準備もせずに能天気に対応する人は、楽観的でなく楽天的と呼びます。
楽観的とは根拠と準備のある人のことです。しかも、悲観的に検証し、悲観的に準備をし、その上で肯定的に行動すること。それを楽観的と呼ぶのです。

世界的な名著である『幸福論』で哲学者アランはこう定義づけました。
「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである」。
つまり、楽観主義は単なる持って生まれた性格なのではなく、意識的な努力に基づく意志であると言ったのです。

楽観主義であるという意志を持つことで私たちは自分自身を勇気づけることができるのです。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように(^-^)