行動に問題があるとしても背後の動機や目的は善

行動に問題があるとしても、その背後にある動機や目標は必ずや「善」である。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年7月25日(金)感謝の朝です。ありがとうございます。今日も宜しくお願い致します。+670

母親が用事で出かけるときに子供が「一緒に行きたい」と言いました。しかし、母親は「お姉ちゃんとお留守番をしていてね」と言いました。子供は癇癪を起こしておもちゃを投げつけ、食器棚のガラスが割れてしまいました。母親は子供を叱りました。

この時の子供の行動は決して褒められるものではありません。

では、この子どもを勇気づけることはできないでしょうか?

そんなことはありません。

癇癪を起こした子供の動機や目的を考えてみましょう。

この子供の動機は「母親と一緒にいたい」というものです。

この動機は悪ではなく善です。

行動は問題ですが、動機は善なのです。

そんな時、私たちは善に着目して相手を勇気ずけることができるのです。

「お母さんと一緒にいたかったんだね」と共感し、「お母さんも本当は一緒にいたいんだよ」と勇気づけることが可能です。

このようにして勇気づけ、その後で、間違った行動ではなく他の方法を選択できる可能性について話し合えばいいでしょう。

これは相手が子供に限ったことではなく、誰にでも当てはめることができます。問題点を指摘するのではなく、善なる動機に対して勇気づけをするのです。

行動に問題があつても、その動機は必ずや善なのです。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように(^-^)