妻の機嫌が悪い時

妻の機嫌が悪い時に、夫が責任を感じてはいけない。不機嫌でいるか上機嫌でいるかは、妻の課題。その課題を勝手に背負うから苦しいのだ。アルフレッド・アドラー

おはようございます。2014年7月27日(日)感謝の朝です。ありがとうございます。今日も宜しくお願い致します。+672

妻がふさぎこんでいるのを見て、夫が機嫌を取ろうとしています。妻を幸福にできない自分が無能であるかのように思え、自分の価値を否定されたと感じてしまうからです。「ドライブに行こうか?それとも散歩でもしようか?」しかし、どのように提案しても妻は「出かけたくない」と拒否します。
そんな妻に夫はだんだんイライラします。そして、ついに怒り出しました。「こんなに気を遣ってやっているのに、なんでお前はわからないんだ!」そして、その一日、二人は最悪の一日を過ごすことになるのです。

このケースの場合、夫は妻の機嫌や感情を自分の思いどうりにコントロールしようとしています。まさに、妻の課題に土足で踏み込んでいると言えるでしょう。これでは二人の人間関係はズタズタになってしまうに違いありません。

では妻が不機嫌であるのを見た時に、夫がイライラしてもグッとこらえて何も言わずに我慢したとしましょう。

この場合、夫の問題は解決したのでしょうか。いいえ、それでもまだ、夫に問題が残ります。相手がどのように感じるかは相手の課題です。しかし、それを自分の責任であるかのように背負い込んでいる時点で、夫はまだ、課題分離ができていないのです。相手の課題に責任を感じてはいけません。相手の課題を勝手に背負うから苦しくなる。相手との間に線を引き明確に分離することが必要なのです。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように(^-^)