時間がないを言い訳にしない

時は金なりという。巨万の富を持つ人も、そうでない人も、口を開けば一様に時間がないとぼやいている。私はためらうことなく、「時間がない」というのは言い訳に過ぎないと断言できる。ヒルティ

おはようございます。2014年10月8日(水)感謝の朝です。ありがとうございます。今日も宜しくお願いいたします。+719

時間とともに生きようとすれば、時間とともに走り続けなければならない。常に落ち着かず、人の心をイラつかせます。その傾向は、時代とともに、ますますひどくなるばかりです。

時代の動きに送れまいと必死になるあまり、多くの人はあまりに速い時間の流れに自分を見失いそうになっている。自分はなぜこんなにも忙しいのかわからないまま、時間に追われているのだ。

そして、時間に追いまくられている暮らしている人は、他人がゆったり生きることや、休息をとることも認めようとしない。全ての人が、追い立てられるようにして生きるべきだと考えているのです。

誰もが、「時間を無駄にしてはいけない」「時間を大切にしなければ」と口にする。

そのためか、かなりの知識人の中にも、時間がないからといって、たとえば、贈り物を受け取っても礼状一つ出すことを怠る人が少なくない。礼状を書くほんの短い時間さえないという人など、めったにいないはずなのに。

礼状や手紙の返事をすぐに出さないのは、時間がないからではなく、ただ、だらしないからにすぎない。これを時間がないからだと思い込んでいるとしたら・・・・。自分をごまかしているだけなのだ。

今一歩、時の流れの中であえて歩調を緩め、一度考え直してみてはいかがでしょう。

昨日は、3人の日本人がノーベル物理学賞を受賞しました。おめでとうございます。

今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように<(_ _)>