過去と未来
人は過去に縛られれているわけではない。あなたの描く未来があなたあを規定しているのだ。過去の原因は「解説」にはなっても「解決」にはならないだろう。アルフレッド・アドラー
おはようございます。2015年1月14日(水)感謝の朝です。有難うございます。今日も宜しくお願い致します。+744
この当時、心理学会で大きな力を持っていたのはフロイトの理論でした。
フロイトは、人間は過去に蓄積された「性的な力(リビドー)」に突き動かされるのだ、と提唱しました。つまり、人は過去により規定され、自分で未来の自分自身をコントロールすることはできない、と言ったのです。
これに真っ向から反論を唱えたのがアドラーです。アドラーは遺伝や育て方などの「原因」により行動が規定されるのではなく、人は未来への「目的」により行動を自分で決めている。
だから、自分の意思でいつでも自分を変えることができる、と「目的論」と「自己決定性」を唱えました。
その考え方は、現代心理学の常識となり、フロイトの「原因論」は過去の遺物になっているのです。
ところが、私たちの日常生活では、いまだに過去の遺物である「原因論」が幅を利かせています。
原因は「解説」にはなりますが「解決」にはなりません。過去を変えることができないのです。
アドラーの心理学では自分の未来の目的を変え、行動を選び直せばいいのです。
今日の一日が皆様にとりまして素敵な時間となりますように( ´ ▽ ` )
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