アトピー

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私は、物心ついた時からアトピーでした。
小学生の時分は、ひじの内側が掻き傷でひどい状態でした。
運動会の練習などで”前ならえ”をして両腕を伸ばして整列するときに、汚い皮膚が周りの子に見えると恥ずかしいからと隠しながら整列していた記憶があります。
大きくなってからは、症状は身体から顔に出やすくなりました。
顔のアトピーが悪化した時には、外出して人に会うのも嫌になるくらい気分が落ち込みました。
現在は、こちらからアトピーであると申告しないかぎり、まず私がアトピーであることは気が付かれません。伝えても、相手は理解できないくらいに”普通”であると思います。
よほどストレスがかかったり、体力が落ちてくると本来弱い部分(すなわち私の場合アトピー)が出てくるのは致し方ないと思います。次に同じことで悪化しないように、原因を分析したり、避けるようにします。そして、数日間だけまじめに漢方薬や天然薬を服用して治してしまいます。

非常に敏感肌で、二十代後半になるまで洗顔料を使ったり、化粧水、美容液というような一般の女性がするようなお肌の手入れをしたことがありませんでした。水のみでの洗顔後に、低刺激性保湿ジェルを塗るのみ。肌のきれいな子を見ては、うらやましく思い、自分の肌を好きになれたことはありませんでした。

ところが、何故か「きれいな肌だね」と言われることが多い。お化粧のお店の店頭で、機械を使って肌状態をみてもらった時にも「きめが細かくて、すごくきれい。何か特別なことをしているの?」と言われてびっくりしたことがある。それ以来、全く自信がなかった自分の肌を受け入れることができるようになり、少しだけ好きになることができました。

アトピーの方は、本来とてもきめの細かい肌をしている。痒みと炎症が取れて、傷が治り、肌のきめが戻ってくると、とってもきれいな肌になる方を何人も見てきました。
父が長年、私を治すために奮闘して洗練されてきた処方で、アトピーでお悩みの方が、自分の肌を好きになれて、自信を持てるようにお手伝いさせていただきます。