抗肥満薬
現在、副作用の少ない抗肥満薬の開発が国内外ですすめられています。
肥満は2型糖尿病、高血圧、心疾患、脳卒中、変形性関節症、睡眠障害など様々な病気の原因になるので、減量はとても重要なことだと言えます。
肥満解消の基本は食事療法や運動療法を中心とする生活習慣の改善です。
減量の必要性を理解していただけず肥満が放置される場合や、運動療法、食事療法での減量があまり上手くいかない場合もあるでしょう。そういう場合には薬の使用も致し方ないかなとも思いますし、使用された場合は副作用のリスクを最小限に抑えるのが医療関係者の責務だと思います。
しかし、本当に必要なのは肥満の予防を国や医療従事者が中心となって啓蒙していくことではないでしょうか。
安易な新薬開発は、薬が不要な人の不正使用(ダイエット目的など)に繋がりそうな気がしてなりません。 3代目夫