健康寿命
健康寿命という言葉をご存知でしょうか?
健康寿命とはWHOが2000年に提唱した新しい指標で、日常的に介護を必要とせず、心身ともに自立して暮らすことができる期間のことをいいます。
すなわち平均寿命から健康寿命を引いた年数は、介護を必要としている期間と規定され、何らかの病気で入院中か寝たきり、自宅療養などを余儀なくされている期間ということになります。
日本ではこの要介護年数が7~8年といわれており、決して短いとはいえないのが現状です。
下のグラフは、データは古いですが日本人の寝たきりとなる原因の割合を示したものです。
脳血管疾患=脳梗塞、脳出血等のリスクは高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満、喫煙などです。つまり若いころからの生活習慣の積み重ねが原因です。一部の脳梗塞は認知症の原因にもなります。
近年、生活習慣病はアルツハイマー型認知症の危険因子であるという研究、調査結果も発表されています。
元気な老後を過ごすために、1度生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。 3代目夫