世界脳卒中デー
今日は、「世界脳卒中デー」です。
脳卒中を発症する人は1分30秒に1人。
脳梗塞を発症する人は2分20秒に1人。
脳卒中により死亡する人は4分に1人。
がん、心臓病につづいて、死亡原因では3番目に多いのが脳卒中で、寝たきりの原因のワーストワンです。
ひとたび起きてしまえば、一命を取り留めても重い障害が残ってしまうことが多く、著しく生活の質を下げてしまいますが、脳卒中を起こす直前までは、その方の生活の質は普通に保たれているのです。いかに、元気なうちから予防をしておくかが、脳卒中対策のカギといえます。
脳卒中の予防には、脳卒中を起こしうる生活習慣や病気(生活習慣病)、すなわち「危険因子」を出来るだけ減らしておくことが大切です。
高血圧は、脳卒中の危険因子の最たるものですが、他にも、糖尿病、高脂血症、不整脈の一種である心房細動などが挙げられます。これらの疾患が、脳卒中のリスクになりうることを知り、適切に治療をすることが脳卒中予防の第一歩といえます。