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或る旅館に泊まった時、部屋に置いてあった本。読むと心があたたかくなり、ふっと軽くなる感じがしました。とっても良い本だと思ったので、シリーズで購入して薬局にも置いています。その中の一冊、『だいじょうぶ』より一話ご紹介します。

「本当の自分」
本当の自分は、どんな自分?
自由で明るい。誰とでも仲良し。
本当の自分は、みんなを幸せにしたいと思っている。

でも、誰でも時々、本当の自分を見失う。
悩んだり、怒ったり、嫉妬したり。
不安になったり、苦しんだり。

原因は、比較と「ねばならない」

自分を誰かと比較しなくていいんだよ。
自分は自分だから。
「ねばならない」ものはないんだよ。
自分が、そう思い込んでいるだけ。
みんな同じでなくていいんだよ。
今のまま、あるがままでいいんだよ。

あるがままの自分を受け止めてごらん。
あなたは、世界でたった一人、かけがいのない存在なんだ。
きっといつか、そのことが分かるときが来るさ。

『だいじょうぶ』 著者;高木善之