バナナトラップ

無性に焼肉が食べたくなって、仕事帰りに主人と焼肉を食べに行った時のこと。
焼肉を食べ終えてお店を出たところで、『こんばんは!!』と声をかけられた。
知った顔のような気がするが、誰だったかな??と思考を巡らせて、いつもお世話になっている調剤用のパソコンの会社の営業の方であったなと思い出した。
”こんなところで偶然会って、白衣じゃないのに良く分かりましたね~!!”
そんな言葉が喉元まで出かかっていた時に、その方が、
『バナナいかがっすか?』と言った。
その言葉に混乱していると、よくよく見れば、彼は大きな猫車を引いて歩いていた。
やっとのことで、『バナナはいいわ・・。』とだけ返して、その場を後にした。
なぜ、はじめに猫車が目に入らなかったのか、なぜ、晩の10時頃にあの彼はバナナを売って歩いていたのか・・。色々疑問に思いながらも、主人に『本当にいつもの営業の方やと思って、話かけるとこだった。危なかった~』と言いながら帰った。

余談ですが、実はこの数日前に不動産に行ったときに、そこの不動産の従業員にも、そのパソコンの営業の方に似ている人がいたのです。世の中、似た顔の人は3人いるといわれますが、数日内にそのうちの二人を目撃することになったみたいで、不思議な気分でいます。。