未来は・・

震災から一ヶ月が過ぎ、事態の収束どころか増々状況が厳しくなっていくように思われる福島の原発事故。
ふと、昔、映画で見た光景を思い出した。
『風の谷のナウシカ』
汚染された空気や水に大地。
防毒マスクをつける人々。
原発が最悪の局面を迎えてしまったら、本当に、日本はナウシカのような世界になってしまうのではないかと嫌な予感がする。
ずっと現場で必死の作業をしてくれている方達、なんとか頑張ってこの危機を切り抜けて欲しい。

福島の原発が落ち着く日が来たら、私達はこれからのことを考えなければいけないだろう。
計画停電の地域の方の投稿で、「はじめは暗くて怖かったが、慣れると案外平気になった。それより、今までが無駄に明るすぎたんだと感じた」といったコメントがあった。
私達は、あまりにも普通に豊かさに慣れてしまっていた。
もう既に進行している環境汚染や破壊を続けてきたツケに加えて、放射能に怯えて暮らすような世界を、自分達の子や孫の世代にまで残すわけにはいかない。
今、考えを改めて行動を変えていかなければ、地球の行き着く先はもうすぐそこまで来ているんじゃないだろうか。