ひどい現実

間も無く22日の午前0時を迎えると、福島第1原発の半径20キロ圏内は「警戒区域」となり、強制的に立ち入り禁止になってしまう。
すなわち、ずっと残された動物の保護や餌をやってくれていた方々も立ち入れなくなるということ。
政府も行政も、残されている動物に関しては全く無視している。
テレビでもほとんど放送されない。
人命優先とはいえ、あれから一ヶ月以上が経過しているのだ。
今、そこにある救える小さな命を救わないのはなぜ?
餓死していく動物が後を絶たない中、必死で一ヶ月を生き抜いてきた多くの命を、この国はどうやら見殺しにするつもりらしい。
その土地に根ざした生活をしてきた人々の歴史と生活を奪った上に、多くの動物の命を奪おうとしている国と東電。
この記憶は絶対に忘れない。
「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」
とは、ガンジーの言葉。
同じ命を軽視するこの国にいることが本当に悲しい。

見るのも辛い動画ですが、現実を知ってほしくて載せておきます。
”知ることは 超えることである”という言葉を信じて。
http://www.youtube.com/watch?v=-kNVWIdWpG0