ため息

小学校の低学年くらいの女の子とお母さんが買い物にやってきた。女の子の傷の手当をする為の薬とカットバンを決めて、いざお母さんがレジで会計をしている時に、突然それまでおとなしくしていた女の子が大きな声で
『ため息ついたらだめーー!!!幸せが逃げる!!
 いっつも言ってるでしょーー!!』
とお母さんに対して怒ったのだ。
聞いていたこちらは小さな女の子の物言いに思わず笑ってしまい、あぁ、お母さんいつもため息ついては怒られてるんだなと思った。だけど、大人は色々と大変だし疲れるんだよっと、ちょっとお母さんを弁護してあげたい気持ちにもなった。