14時26分
あれからもう7年も経ったのですね。
震災の当日、私は富山県の薬局で働いていました。
富山県も揺れて、薬局のスタッフと「地震だ、揺れたね?」と話をして数十分後、テレビで信じられない光景が放送されました。
「ん、これ日本だよね?どこ?大変なことになっているよ。」と、患者さんと話しながら一緒にテレビを観たのを覚えています。
それから1ヶ月後、JMAT(医師会災害派遣)で3日間だけ宮城県石巻市に赴きました。
震災から1ヶ月経っていましたが、ライフラインが寸断されている場所もあり、地元の皆さんがとても不自由な生活を強いられていたことを思い出します。
そんな中でも「こんな所まで来てくれて、ありがとう!!」と皆が感謝してくれて、何だか3日で帰ってしまうことが申し訳なく思ってしまいました。
7年経ちましたが、まだまだ復興は進んでいないのが現実です。こんなに時間がかかると、別の場所での生活が定着して帰りたくても帰ることができない方も沢山おられるのだと思います。
被災された方たちにとっては、これからも大変な日々が続いていく。
そういった事を心に留め、応援することを忘れずに過ごしていかなければいけないですね。