点字テプラの導入

点字テプラの導入

目の不自由な患者様は、ご家族やヘルパーさんの協力が無いときは耳による記憶と手の感触でお薬を服用しているそうです。

当薬局では点字ラベル対応のテプラを導入し活用しています。今までは、一包化や薬袋の大きさを変えるなどの工夫をして服薬指導をしてきましたが、風邪薬など複数の薬剤が処方された際、抗生物質のように飲みきる薬と、解熱剤のような頓服薬とを数日間もしっかりと記憶されているのか正直不安を抱いておりました。
薬袋には「患者氏名」「用法」「容量」「薬効」「薬局の電話番号」また「服用後30分は横にならない」「アルコールは飲まない」等の注意がある場合は、裏面に点字ラベルを貼ることで”とても楽になった”と喜んで頂きました。

健康を預かる薬剤師として、患者様の不安の解消とコンプライアンスの向上の為、点字による服薬指導は不可欠なものと考えられます。

薬袋見本