マッチをくべて炎を育てるテーブルゲーム〈みんなのファイヤー〉

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今回ご紹介するのは、「1点を競うゲームを通じて、その場の状況が一転するような楽しい体験を。」をモットーにアナログゲームを制作する合同会社 ittenが作るテーブルゲーム「みんなのファイヤー」です。このゲームは、「せーの! ファイヤー」の掛け声と共に、プレイヤーが一斉にマッチ形のスティックを出し、炎を育てていく協力ゲーム。炎のコマは全部で5つあり、最初は一番小さな「1」の炎の着火を目指します。プレイヤーの出すマッチの赤か青どちらかの色の本数が全体で1本だけになれば着火成功。次に「2」→「5」と一番大きな炎になれば大成功! というものです。ルールはシンプルですが、始めに配られるマッチが赤5本+青5本の計10本なので、自分以外のプレイヤーの残りの本数を予想しつつマッチを出していくことになり、意外と頭を使います。
「みんなのファイヤー」は、炎のコマ5つ、炎の土台、赤・青のマッチ型スティックが付いて2,200円(税込)。対象年齢は8歳以上、プレイ人数は2〜4人。5〜15分くらいで1ゲームが完結するので、ちょっとしたすき間時間にも楽しめそう。公式サイト(https://www.itten-games.com/



「みんなのファイヤー」が含まれる「Funbrick Series(ファンブリックシリーズ)」は、全9種類が発売中(2023年11月現在)。昨今、アナログゲームが見直されていて、さまざまなボードゲームが発売されている中、新しいルール作りや着眼点はまだまだあるのだなと感心させられるゲームばかりです。

このシリーズはスマートな箱型パッケージが特徴なので、親戚の集まりや、旅行やキャンプなどにも気軽に持って行けそうです。みなさんも気になるゲームを選んで、家族や友人と盛り上がってみてはいかがでしょうか。
船が傾かないように荷物を置く「バイキングシーソー」(左から4番目)や、ドミノ倒しが成功するかどうかを見極める「ジャッジドミノ」(右から3番目)など、子どもから大人まで楽しめるゲームがたくさん(写真:公式サイトより)