傷寒論 辨脈法 第十三條
脈來緩時一止復來者名曰結脈來數時一止復來者名曰促脈陽盛則促陰盛則結此皆病脈。
脈來ること緩、時に一止し復た來る者を名づけて結と曰ひ、脈來ること數、時に一止し復た來る者を名づけて促と曰ふ、脈 陽盛んなれば則ち促、陰盛んなれば則ち結、此れ皆病脈。
脈が來るときに緩く時々一回止まり、また來るのを結と名づけます。脈の來る時が數(はや)く、時に一回止まりまた來るのを促と名づけます。陽が盛んであると促、陰が盛んであると結となり、これらはみな病脈であります。