傷寒論 辨脈法 第十七條
脈浮而緊者名曰弦也弦者狀如弓弦按之不移也脈緊者如轉索無常也。
脈浮にして緊なる者は名づけて弦と曰ふなり、弦なる者は狀ち弓弦の如く之を按じて移らざるなり、脈緊なる者は轉索の如く常なきなり。
脈が浮で、緊の者を名づけて弦という。弦という者は形が弓の弦のようで、これに触ると移らない。脈が緊の者は、轉索のようで常がないのである。
脈浮而緊者名曰弦也弦者狀如弓弦按之不移也脈緊者如轉索無常也。
脈浮にして緊なる者は名づけて弦と曰ふなり、弦なる者は狀ち弓弦の如く之を按じて移らざるなり、脈緊なる者は轉索の如く常なきなり。
脈が浮で、緊の者を名づけて弦という。弦という者は形が弓の弦のようで、これに触ると移らない。脈が緊の者は、轉索のようで常がないのである。