傷寒論 辨脈法 第二十條
問曰病有不戰而汗出解者何也荅曰脈大而浮數故知不戰汗出而解也。
問ふて曰く、病に戰せずして汗出で解する者あり、何ぞや、荅へて曰く、脈大にして浮數、故に戰せず汗出でて解するを知るなり。
お尋ねします、病氣にふるえないで汗が出て治る者があるのは何でしょうか。先生が荅えて言われるのには、脈が大で浮數であるので、ふるえないで汗が出て治る。
問曰病有不戰而汗出解者何也荅曰脈大而浮數故知不戰汗出而解也。
問ふて曰く、病に戰せずして汗出で解する者あり、何ぞや、荅へて曰く、脈大にして浮數、故に戰せず汗出でて解するを知るなり。
お尋ねします、病氣にふるえないで汗が出て治る者があるのは何でしょうか。先生が荅えて言われるのには、脈が大で浮數であるので、ふるえないで汗が出て治る。