傷寒論 辨脈法 第三十八條
又未知何藏陰陽前絶若陽氣前絶陰氣後竭者其人死身色必靑陰氣前絶陽氣後竭者其人死身色必赤腋下溫心下熱也。
まだ未だ何れの藏の陰陽さきに絶するやを知らざれども、若し陽氣前に絶し陰氣後に竭きたる者は其の人死す身色必ず靑く、陰氣前に絶し陽氣後より竭きたる者は其の人死す身色必ず赤く腋下溫に心下熱するなり。
また、いまだ何の藏の陰陽が先に絶したかわからないが、もし陽氣が先に絶し、陰氣が後で竭するものはその人が死んでしまう。身体の色が靑く、陰氣が先に絶し陽氣が後から絶するものは、その人が死んでしまう。身体の色が必ず赤く腋の下が溫く心下が熱する。