傷寒論 平脈法 第六條

師曰病家人來請云病人發熱煩極明日師到病人向壁臥此熱已去也設令脈不和處言已愈。

師のたまはく、病家の人來り請ふて云ふ、病人熱を發し煩極すと、明日師到れば病人壁に向って臥す、此れ熱已でに去りたるなり、もし脈和せざれば處して言へ已に愈えたりと。

先生が言われるのには、病家の人が来て發熱して煩して極である、明日先生が行って見ると、病人は壁に向かい寝ている、これは熱が既に去っているのだ、もし脈不和であれば、処して言ってやれ、既になおっていると。