傷寒論 平脈法 第二十九條

趺陽脈滑而緊滑者胃氣實緊者脾氣強持實擊強痛還自傷以手把刃坐作瘡也。

趺陽の脈くゎつにして緊、滑なる者は胃氣實し、きんなる者は脾氣強し、實を持って強を擊てば痛み還って自から傷らる、手を以て刃を把れば坐らにして瘡を作すなり。

趺陽の脈が滑で緊である、滑であると胃氣が實し、緊の者は脾氣が強い、實を持って強を撃てば痛み還って自から傷らる、手を以て刃を把ぎれば坐にして瘡をなす。