傷寒論 平脈法 第三十五條

寸口脈弱而緩弱者陽氣不足緩者胃氣有餘噫而吞酸食卒不下氣塡於膈上也。

寸口の脈、弱にして緩、弱なる者は陽氣不足し、緩なる者は胃氣餘りあり、噫して吞酸し食卒に下らず、氣膈上をうづむるなり。

寸口の脈が弱で緩である、弱なる者は陽氣が不足し、緩の者は胃氣に有餘がある、おくびが出て吞酸し食が卒に下らず、氣が膈上に塡る。