傷寒論 平脈法 第四十條
趺陽脈浮而芤浮者衛氣衰芤者榮氣傷其身體瘦肌肉甲錯浮芤相搏宗氣衰微四屬斷絶。
趺陽の脈浮にして芤、浮なる者は衛氣衰へ芤なる者は榮氣傷られ其の身體瘦せ肌肉甲錯す、浮芤相搏てば宗氣衰微し四屬だんぜつす。
趺陽の脈が浮いて芤である、浮のものは衛氣が衰える、芤の者は榮氣が傷る、その身体が瘦せ、肌肉が甲錯す、浮と芤とが打ち合うと、宗氣(脾胃の氣)が衰微し、四屬(肝心肺腎、皮血筋骨等)が斷絶(つながりがなくなる)する。