傷寒論 平脈法 第四十六條
寸口脈微尺脈緊其人虛損多汗知陰常在絶不見陽也。
寸口の脈微、尺脈緊なるは其の人虛損し多く汗す、陰に常に在りて絶たりて陽に見はれざるを知るなり。
寸口の脈が微、尺が緊であるその人が虛損し汗が多いのは、陰が常に在って絶えて陽を見はさないのを知る。
寸口脈微尺脈緊其人虛損多汗知陰常在絶不見陽也。
寸口の脈微、尺脈緊なるは其の人虛損し多く汗す、陰に常に在りて絶たりて陽に見はれざるを知るなり。
寸口の脈が微、尺が緊であるその人が虛損し汗が多いのは、陰が常に在って絶えて陽を見はさないのを知る。