傷寒論 傷寒例 第二十九條
凡治溫病可刺五十九穴又身之穴三百六十有五其三十九穴灸之有害七十九穴刺之爲災幷中髓也。
凡そ溫病を治するには五十九穴を刺す可し、又身の穴三百六十有五、その三十九穴に之に灸すれば害あり、七十九穴を之を刺せば災をなす、幷せて髓に中るなり。
一般に溫病を治するには、五十九穴を刺すべきである、又身體には三百六十五の穴が有るが、其の三十九穴は灸をすると害が有る、七十九穴はこれを刺すと災を爲す、兩方とも髓(骨の中心)に当たる(からだにさわる)。