傷寒論 太陽病上篇 第二十二條

太陽病發汗遂漏不止其人惡風小便難四支微急難以屈伸者桂枝加附子湯主之。

太陽病を汗を發したるに遂に漏れて止まず、その人惡風し小便難く四支微急し以て屈伸し難き者は桂枝加附子湯之を主どる。

太陽病を發汗したところが、汗がもれるようにだらだらととめどなく汗をかいてとまらなきなってしまった。そのために惡風がますますひどくなり、小便の出も惡くなって、手足がすこしくつっぱり、つまるようになってしまったために、手足が屈伸しにくくなってしまったものには、桂枝加附子湯が主治します。