傷寒論 太陽病上篇 第二十三條
太陽病下之後脈促胸滿者桂枝去芍藥湯主之若微惡寒者去芍藥方中加附子湯主之。
太陽病之を下したる後、脈促胸滿する者は桂枝去芍藥湯之をつかさどる、若し微に惡寒する者は去芍藥方中に附子を加へたる湯、之を主どる。
太陽病であるのに下してしまった。そのために脈が促になって、胸中がみちつまって苦しむものには、桂枝去芍藥湯が主治します。もし微(かすか)に惡寒のするものには桂枝去芍藥湯に附子を加えた、桂枝去芍藥加附子湯が主治します。