傷寒論 太陽病中篇 第八條

太陽中風脈浮緊發熱惡寒身疼痛不汗出而煩躁者大靑龍湯主之若脈微弱汗出惡風者不可服服之則厥逆筋惕肉瞤此爲逆也。

太陽の中風,脈浮緊、發熱惡寒し身疼痛、汗出でずして煩躁する者は大靑龍湯之をつかさどる、若しも脈微弱、汗出で惡風する者は服すべからず、之を服すれば則ち厥逆筋惕肉瞤す之を逆と爲すなり。

太陽の經が風にあてられて、脈が浮緊になり(表實であるために浮緊になった)發熱して惡寒し、身體がうづき痛んで、汗が出ないためにもだえ苦しんでいるものには、大靑龍湯が主治します。