傷寒論 太陽病中篇 第二十七條

傷寒發汗解半日許復煩脈浮數者可更發汗宜桂枝湯主之。

傷寒汗を發し半日ばかりにして復た煩し脈浮數なる者は更に汗を發すべし、宜しく桂枝湯之をつかさどるべし。

傷寒の人が發汗して、熱がさがったけれども、半日位したらまた熱が出て苦しくなったもので、脈が浮いて速いものは、もう一度發汗してやりなさい。それには桂枝湯が主治するのが一番よろしい。重ねて發汗する場合には、桂枝湯を用ゆる場合が多いようです。