傷寒論 太陽病中篇 第三十五條

發汗後其人臍下悸者欲作奔豚茯苓桂枝甘艸大棗湯主之。

發汗後その人臍下悸する者は奔豚を作さんと欲す、茯苓桂枝甘艸大棗湯之をつかさどる。

汗を發しさせたその後で、病人の臍の下に動悸を生じて、その動悸がまるでつっぱしる豚のように、下の方から咽の方へつきあげてきそうな感じがして、不安であるものは、茯苓桂枝甘艸大棗湯が主治します。