傷寒論 太陽病中篇 第五十一條
傷寒五六日大下之後身熱不去心中結痛者未欲解也梔子豉湯主之。
傷寒五六日大いに下したる後、身熱去らず心中結痛する者は未だ解せんと欲せざるなり、梔子豉湯之をつかさどる。
寒に侵されて五六日たって大いに下したために、その後で身體があつくて熱がとれず、胸中の特に心藏のあたりが結ぼれて痛くなるものは、まだ病が解そうとしていないのである。このような狀態には、梔子豉湯が主治します。