傷寒論 太陽病中篇 第五十二條

傷寒下後心煩腹滿臥起不安者梔子厚朴湯主之。

傷寒下後、心煩腹滿し臥起安からざる者は梔子厚朴湯之をつかさどる。

寒に侵されて、下してはいけない時に下してしまったために、その後で胸苦しくなって、腹滿し横になっても起きてもいられず、身體のもって行きようがないものは、梔子厚朴湯が主治します。