傷寒論 太陽病中篇 第六十五條

病發熱頭痛脈反沈若不差身體疼痛當救其裏宜四逆湯。

やまひ發熱、頭痛、脈反って沈、若し差えず身體疼痛するは當に其の裏を救ふべし、四逆湯に宜し。

病狀が發熱して、頭痛があって、この症狀が表證であるならば、脈が浮であるはずであるのに、脈が反って沈んでいて、もしも病の症狀が治らなくて、身體が疼痛するのは、これは裏寒から來ているのであるから、当然裏を治してやるべきであります。それには四逆湯がよいのである。