傷寒論 太陽病中篇 第六十八條
太陽病發熱汗出者此爲榮弱衛強故使汗出欲救邪風者宜桂枝湯。
太陽病、發熱汗出づる者は、これを榮弱衛強となす、故に汗をして出ださしむ、邪風を救はんと欲する者は、桂枝湯に宜し。
太陽病で熱を發して汗が出るものは、これを榮氣が弱くて衛氣が強いとするのである。だから汗が自然に出るのであります。このような場合に、身體を邪風から助けようと思うものは、桂枝湯を服用すればよいのである。
