傷寒論 太陽病中篇 第七十一條

服柴胡湯已渇者屬陽明也以法治之。

柴胡湯を服し已りて渇する者は、陽明に屬するなり、法を以て之を治す。

柴胡湯を服しおわって半表の邪がとれて半裏の邪熱が裏に入って渇を生じたのである。すなわち陽明に入ったのであるから、陽明病を治する藥方で治療しなさい。