傷寒論 太陽病中篇 第七十三條
傷寒四五日身熱惡風頸項強脇下滿手足溫而渴者小柴胡湯主之。
傷寒四五日、身熱惡風し、頸項強ばり、脇下滿、手足溫にして渴する者は、小柴胡湯之れを主どる。
寒に侵されて四五日經って、身が熱し、またさむ氣がして頸やうなじがこわばり、脇腹が張って、手足が溫かく咽の渇くものは小柴胡湯が主治するのである。

傷寒四五日身熱惡風頸項強脇下滿手足溫而渴者小柴胡湯主之。
傷寒四五日、身熱惡風し、頸項強ばり、脇下滿、手足溫にして渴する者は、小柴胡湯之れを主どる。
寒に侵されて四五日經って、身が熱し、またさむ氣がして頸やうなじがこわばり、脇腹が張って、手足が溫かく咽の渇くものは小柴胡湯が主治するのである。