傷寒論 太陽病中篇 第七十五條
傷寒中風有柴胡證但見一證便是不必悉具。
傷寒、中風に、柴胡の證有れば、但だ一證を見れば、便ちよし、ことごとく具るを必せず。
傷寒であったり中風であって、柴胡湯の證がいくつかする時に、ただ一つの證だけがあればそれでよいのである。必ずしも全部そなわらなくてもよいということである。しかしながら半表半裏に熱がなくては使えないということを心すべきである。
