傷寒論 太陽病中篇 第九十三條

欲自解者必當先煩乃有汗而解何以知之脈浮故知汗出解也。

自から解せんと欲する者は、必ず當に先づ煩し、乃ち汗有りて解すべし、何を以て之を知る、脈浮なるが故に、汗出で解するを知るなり。

自然と治ろうとするものは、必ず當然初めに身體が暑苦しくなって、汗がでて治るはずである。その理由は、脈が浮いているから汗が出て治るということがわかるのである。