傷寒論 太陽病下篇 第三條
病發於陽而反下之熱入因作結胸病發於陰而反下之因作痞所以成結胸者以下之太早故也。
病ひ、陽に發するに、反って之れを下し、熱入れば、因って結胸を作す、病ひ、陰に發するに、反って之れを下せば、因って痞となる、結胸と成るゆゑんの者は、之れを下すこと、太だ早きを、以ての故なり。
病狀が太陽病を現わしている場合に發汗すべきであるのに、反って下しをかけた。それによって熱が表より中に入ると、それで結胸を起すのである。病狀が陰の證を現わしている。内が虛していて下すべきでないのに下しをかけたために、痞を生じたのである。結胸となる理由は病人の下しかたが大變早すぎたためになったのである。
