傷寒論 太陽病下篇 第十三條

太陽病下之其脈促不結胸者此爲欲解也脈浮者必結胸也脈緊者必咽痛脈弦者必兩脅拘急脈細數者頭痛未止脈沈緊者必欲嘔脈沈滑者協熱利脈浮滑者必下血。

太陽病、之れを下し、其の脈促、結胸せざる者は、此れ解せんと欲すると爲すなり、脈浮なる者は、必ず結胸するなり、脈緊なる者は、必ず咽痛し、脈弦なる者は、必ず兩脅拘急し、脈細數なる者は、頭痛未だ止まず、脈沈緊なる者は、必ず嘔せんと欲し、脈沈滑なる者は、協熱利し、脈浮滑なる者は、必ず下血す。

太陽病にかかっている病人を下してしまったので、脈が數で時々一回止まるような不整脈を現わすもので結胸しないものは、解そうとしているのであります。その場合下した後で脈が浮いている者は、必ず結胸の病を起こすのである。下した後で脈が緊になるものは、必ず咽が痛むのである。
 下した後で脈が弦になったものは、必ず兩脇がつっぱり、痛いようになる。下した後で脈が細くて數のものは、頭痛がまだとまらないのである。下した後で脈が沈んで緊になった者は、必ず嘔きそうになる。下した後で脈が沈んでくりくりするようなものは、協熱して下利をするのである。下した後で脈が浮いてくりくりするようなものは、必ず下血するのである。