傷寒論 陽明病 第十七條

陽明病不能食攻其熱必噦所以然者胃中虛冷故也以其人本虛故攻其熱必噦。

陽明病食する能はず、其の熱を攻むれば必ず噦す、然る所以の者は、胃中虛冷するが故なり、其の人本虛するを以ての故に、其の熱を攻むれば必ず噦す。

陽明病で食べられない時に(胃の實熱がない時、すなわち中寒である時)胃の熱を下すと、必ずしゃっくりをするようになる。その理由は胃の中が虛弱して冷えているからである。その病人はもともと體が虛している時に、胃に虛冷があるから、胃熱をとるために下すと、しゃっくりを起こすのである。