傷寒論 陽明病 第四十三條
三陽合病腹滿身重難以轉側口不仁而面垢讝語遺尿發汗則讝語下之則額上生汗手足逆冷若自汗出者白虎湯主之。
三陽合病、腹滿身重以て轉側し難く、口不仁にして面垢、讝語遺尿し、汗を發すれば則ち讝語し、之を下せば則ち額上汗を生じ手足逆冷す、若し自汗出ずる者、は、白虎湯、之を主どる。
太陽と陽明と少陽が同時に病むと、腹が張って身が重く、だるくなってねがえりをうつことが出來ず、口が思うように話せず、顏に垢がついているように何となくクスンで黑く、うわごとをいって小便をたれながしてしまう。このような病人に發汗をさせてしまうと讝語がはげしくなり、下してしまうとひたいから汗が出て、手足が先の方からつめたくなって苦しがるようになってしまう。もしも三陽の合病の狀態で自然に汗が出てくる者は白虎湯が主治するのである。
