企業概要

 

企業情報

会社名称
ワタナベ薬局グループ
代表者
渡辺幹雄
従業員数
100人
所在地
〒879-0471
大分県宇佐市四日市1693-6

子どもに優しい薬局を目指します

ワタナベ薬局の10番目の薬局として、夏目漱石のふるさと、中津市に建られました。井上小児科の横に位置して、必然的に子供さんの調剤がメインです。錠剤やカプセルもたまには出ますが、殆どが粉薬と水薬で、ひたすら粉をならしてメスシリンダーで水剤を作る毎日です。自分の子供の世話は殆どしたことが無く、薬も飲ませたことがありませんでした。お母さんから薬の飲み方を聞かれて、答えますが実は実経験が無く、本の中の知識です。振り返って、あの時子育てをカミさんと一緒にしていればと、後悔します。
 でも、最近はお父さんが子供さんを連れて、薬局に来る姿を良く見かけます。自分の子供が小さいころ、病院に子供を連れて行くのはほとんどがお母さんでした。たまに、カミさんの都合が悪く、父さんが連れて行くと、周りはすべてお母さんだらけで、とてもさびしい思いをしました。そんなお父さんも様々です。薬の説明をすると、「それは俺には分からんから、今度かみさんが来るときに言ってくれ」と言わんばかりのお父さん、分かてるのか、分かっていないのか、「ハイハイ」と返事のよいお父さん、早く早くと焦っているお父さん。でも、殆どのお父さんは薬剤師の説明を真剣に聞いてくれます。分かりにくい所は質問して聞き返されます。奥さんと一緒に来るお父さんもおられ、時の移り変わりを感じます。
 昨今、子供への虐待や、少年犯罪の増加等々、新聞紙面をにぎわしています。子育てへの父親の不在というのも、一つの大きな要因ではないかと思います。小さなことですが、子供が熱を出したときに、仕事を休んで病院に連れてあげる、こういうことからも家族の絆が深まっていくと思います。そんな、頑張っているお父さんに、先輩として薬を通じてアドバイスができないか?そう思って、お薬の説明を使用と心がけています。