脱水症状に注意!
脱水症とは体内の体液が不足した状態のことを言います。体液は単純に水だけでなく、ミネラルと水分で構成をされています。この体液は人の身体を維持するために非常に重要です。その割合は成人で60%、高齢者で50%、乳幼児など子供で70%ほどとなっています。
脱水症の重症度は体重の減少率を目安に判断していきます。例えば、脱水症の症状が出ていて1~2%体重減少が見られている場合には、軽度の脱水症になっていることが考えられます。体重減少の割合が3~9%ほどであれば、中等度の脱水症、10%以上になると高度の脱水症であることが考えられます。
脱水症を予防、対策していくためにはこまめに水分を補給していくことが必要です。経口補水液やミネラルの入っている麦茶を少しずつこまめに飲むようにしましょう。一気に多量に飲んでも十分に吸収されないので少しずつこまめにというところがポイントです。また、キンキンに冷えたものも身体には吸収されずに尿として体外に排出されてしまうため、人肌程度のぬるめのものをこまめに摂ることをおすすめします。