肩こりの原因
肩こりの4大原因は「同じ姿勢」「眼精疲労」「運動不足」「ストレス」です。
「同じ姿勢」と「眼精疲労」は、主としてデスクワークや読書、細かい手仕事などによって起こります。とくに最近は、パソコンやスマホの長時間使用による肩こりが増えています。
予防策としては、まず「同じ姿勢」を続けないようにして、こまめに首や肩の緊張状態をほぐすこと。
一方、「眼精疲労」の予防には、ときどき目を休ませること。
目薬をさすだけでなく、1~2分間は目を閉じて休ませてください。そのとき、指先でこめかみのあたりを、優しくなでるように円を描きながらマッサージするとより効果的です。
「運動不足」と「ストレス」は、日常の習慣が背景になっています。それだけに生活を見直し、肩こりを起こしにくい習慣をつけることが大切です。
運動を継続することで全身の血流を改善し、日ごろから肩こりを起こしにくい身体をつくること。
「ストレス」による肩こりの解消にも、運動は効果的です。身体を動かすと血流が改善されるだけでなく、気分転換にもなるからです。
ストレス性の肩こりは女性に多く、とくに気分が落ち込みやすい女性は注意が必要です。毎日の生活のなかに適度な運動習慣を取り入れ、肩こりを起こしにくい身体づくりを心がけましょう。