海洋ゴミを新たな“資源”として活用するプロダクト buøy(ブイ)
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今回ご紹介するbuøyは、「捨てられたプラスチックから捨てられないプロダクトを作る」というコンセプトのもと、海岸に漂着したプラスチックゴミを100%原料にしたプラスチック工芸品です。
製品化の過程は、海岸に流れ着いた海洋ゴミを拾う→プラスチックを分別する→洗って細かく砕いて材料にする→そのプラスチックに熱と圧力を加えて固める…という流れです。とはいえ、流れ着いたプラスチックの原料はさまざまで、熱を加えてやわらかくなる温度もまちまちなので、商品として安定的に製造するにはかなりのコツとノウハウが必要なのだそう。
製品化の過程は、海岸に流れ着いた海洋ゴミを拾う→プラスチックを分別する→洗って細かく砕いて材料にする→そのプラスチックに熱と圧力を加えて固める…という流れです。とはいえ、流れ着いたプラスチックの原料はさまざまで、熱を加えてやわらかくなる温度もまちまちなので、商品として安定的に製造するにはかなりのコツとノウハウが必要なのだそう。
黄・赤・青のトレイ-S(Φ90mm)は1,320円(税込)。おまかせ(白)・緑のトレイ-M(Φ140mm)は2,420円(税込)。「おまかせ色」は、その時々に手元に集まった素材で製作される、何色が届くかお楽しみの商品。ベーシックなトレイの他、植木鉢やコースター、歯ブラシスタンド、ソープディッシュなども取り揃える。公式サイト(http://www.techno-labo.com/rebirth/)
写真の通り鮮やかな色が特徴ですが、これは色を足しているわけではなく、全て回収したプラスチックの色そのもの。その時、偶然に集まった素材をもとに作られているので、すべて一点物です。実際に手に取ってみると、素材としてのプラスチックの魅力は残しつつ、元々がゴミだったことを忘れてしまうほど立派な工芸品となっています。
ここのところの“脱プラスチック”の動きで、「プラスチック=良くないもの」という印象が強くなっていますが、あくまで問題はプラスチックを使い捨てにしてしまうことです。製作者いわく、「いずれ海洋プラがなくなりプロダクトが作れなくなることこそが目標」とのこと。buøyを通して、自分事として環境問題に思いを巡らせつつ、末永くこのプロダクトを使っていきたいなと感じます。
写真の通り鮮やかな色が特徴ですが、これは色を足しているわけではなく、全て回収したプラスチックの色そのもの。その時、偶然に集まった素材をもとに作られているので、すべて一点物です。実際に手に取ってみると、素材としてのプラスチックの魅力は残しつつ、元々がゴミだったことを忘れてしまうほど立派な工芸品となっています。
ここのところの“脱プラスチック”の動きで、「プラスチック=良くないもの」という印象が強くなっていますが、あくまで問題はプラスチックを使い捨てにしてしまうことです。製作者いわく、「いずれ海洋プラがなくなりプロダクトが作れなくなることこそが目標」とのこと。buøyを通して、自分事として環境問題に思いを巡らせつつ、末永くこのプロダクトを使っていきたいなと感じます。
商品に付けられている商品情報には原料の採取地が記載されており、ゴミに対するリアリティを感じる。こちらの原料は、新潟県北部の日本海に浮かぶ粟島(あわしま)付近で採取されたもの。